<課題>
車両部品メーカーA社の工場では、加工設備自体は大手企業によるサポートを受けてメンテナンスされているものの、その付帯設備の1つは20年以上前に購入したものであり、その付帯設備の故障により、加工プロセスが停止する事象が発生していました。 設備への対応に加え、生産スケジュールの見直し、更に前後工程との調整に多大な労力及びコストが発生していました。
<ビープルからの提案>
当該付帯設備にデータ出力はないため、センサーを後づけすることにより、故障予知につながるかも知れない設備状態のデータを取得するため、市販のセンサー、小型PC、クラウド等を使って、安価に測定することを提案。
データを収集し、故障予知の可能性を検討中。
また、複数機からデータを収集することで、設備の設定違いや、故障には至らない設備の異常を早期に検知することができています。
車両メーカーB社のある工場では、設備のデータから異常検知を試みていましたが、芳しい結果を得ることができなかったため、画像による検知の可能性を検討していました。
webカメラと小型PC(raspberry pi)を利用して、経済的に画像認識することを提案
現在、画像データを収集中。
また、スマホで撮影データを閲覧できるため、保全担当者の業務効率の改善につながっています。